プログラミングなどの備忘録(Pythonなど)

Pythonなどのプログラミングに関しての備忘録です。

Jupyter NotebookのPythonを使い、ライブラリSympyをimportして、Latexと、SympyのLatexコードを出力する

Jupyter NotebookとPythonの説明は省略します。
ライブラリSympyをimportして、Latexと、SympyのLatexコードを以下に書きます。

 ただし、通常のLatexと異なり、 $\sin{\left(x \right)}$ などとはならないのが、不便です。前後に$マークを挿入する必要があります。

最も、一般的な通常のsin(x)は、$sin (x)$ が自然だと私は思います。

 

※ただし、Jupyter Notebook上でdisplay()関数を使った箇所は、Jupyter Notebookの「File」→「Download as」の出力でMarkdown(md)を選択してダウンロードします。すると、PCのダウンロードの場所にZIPファイルとして出力されます。そのZIPファイルをダブルクリックすると、Latexの数式の画像とMarkdownファイルが出力されます。このmdファイルの中では、sin(x)は、$マークにはさまれた形として表示されるので、それをコピー&ペーストをすれば、他のLatexやOverleafで使えます。

 

f:id:hausenjapan:20210222194955p:plain

 

さて、Sympyを使ったLatexコードは以下のような出力となります。

  

[Jupyter Notebook上では]

# Sympyを使う
import sympy

# LaTeXで数式を表示する
sympy.init_printing()

# 記号xを定義する
sympy.var('x')

# sin(x)を変数sinlatexに入れる
sinlatex = sympy.sin(x)

# 数式を LaTeX形式で表示させたい場合は、display()関数を使う。
display(sinlatex)

# LaTeXで表示されたsinlatexの元のコードを表示する(ただし、Sympy用のLatex
print(sympy.latex(sinlatex))

 

 

 [Markdown文書では]

```python
# Sympyを使う
import sympy

# LaTeXで数式を表示する
sympy.init_printing()

# 記号xを定義する
sympy.var('x')

# sin(x)を変数sinlatexに入れる
sinlatex = sympy.sin(x)

# 数式を LaTeX形式で表示させたい場合は、display()関数を使う。
display(sinlatex)

# LaTeXで表示されたsinlatexの元のコードを表示する(ただし、Sympy用のLatex
print(sympy.latex(sinlatex))
```


$\displaystyle \sin{\left(x \right)}$


\sin{\left(x \right)}


```python

 

以下のような出力となります。

f:id:hausenjapan:20210221234423p:plain